【伊勢】伊勢市内の宇治山田港と中部国際空港(セントレア)を高速船で結ぶ、定期高速船の運航を計画する「セラヴィ観光汽船」(三重県四日市市)が、事業計画を伊勢市に提示していたことがわかり、同市が4日の市議会産業建設委員協議会で報告した。
計画では、高速船(定員80人〜120人)で1日最大6往復を運航。所要時間は55〜60分。運賃は大人2400円。既存施設の活用などで1日150人が採算点としている。同市も積極的に推進する考えで、同港の浮桟橋や駐車場などの一部施設の整備費用として、12月の補正予算案で計上される予定。
一方、既に同空港と三重県側を結ぶ海上アクセスは、四日市市、津市、鳥羽市の3ルートが運航されており、先日、鳥羽〜同空港を結ぶフェリー事業の廃止が発表されたばかり。また近隣には、今月20日に就航する松阪〜同空港を結ぶ高速船もあり、一部では利用客の奪い合いや、利用者数の需要予測への懸念があると指摘する意見もある。